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2006年6月6日
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先週、カンヌ映画祭から戻りました。
5年ぶりのカンヌでは、『バベル』と『森のリトルギャング』の2作品でレッドカーペットを歩くことになりました。

カンヌ到着翌日から、取材が殺到し、役所は、その一つ一つに丁寧に対応していました。また、カンヌのいたるところで、日本の記者の方だけでなく、海外の多くの人から「役所さん」と声をかけられ、フラッシュを浴び大きな歓迎を受けました。

『バベル』は、エキュメニック賞(キリスト協会賞)と監督賞を受賞いたしました。日本の公開は、1年先となりますが、カンヌの上映の際は、これまでにないほどのスタンディングオーベーションが数十分も続きました。

カンヌといえば今村昌平監督。映画祭の取材では、「今村監督の新作は?」などと聞かれたりし、今村監督への世界からの期待を実感いたしました。その今村監督は、先週お亡くなりになり、役所は昨夜の通夜と本日の告別式に参列いたしました。本当に残念なことです。

ワイ・ケイ事務所 スタッフ



 
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